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イタリア美術の巨匠 〜 カラヴァッジョ(画家)とカノーヴァ(彫刻家)

ロンドンには素晴らしい先生がいらっしゃって、西洋美術の歴史と絵画・彫刻、作家について、また神話画や宗教画って何?といった知識について、楽しく教室で教えてくださいます。

カラヴァッジョというイタリア・バロックの有名な画家は、ものすごく絵が巧くて、若い時は溢れんばかりの技術と才能を、これでもか、と見せつけるような絵を描いていた。パトロンにも事欠かず。ところが、とても破天荒な変わった人だったらしく、若くして亡くなる直前の40才目前頃は、罪を犯して逃亡生活、そんな中でまったく作風の異なる絵を描いたとのこと。

実際に作品を目の前にすると、本当にすごいと思うそうです。ただ、彼の絵が好きかどうかは、また別の話になる。私はなんとなく毒々しいというか、邪悪というか強烈な感じを受けて、好きかというと、違うかな、と思います。

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好きなのは、心が落ち着く、すっかり見とれてしまうような、美しいもの。その意味で最近うっとりしたのは、イタリアの彫刻家カノーヴァの「アモルの接吻で蘇るプシュク」という彫刻。ルーブル美術館です。真っ白な大理石に、すべすべ感があって繊細で柔らかい印象で、この世のものとは思えなかった…。プシュクは女神、まさに神話の世界です。同じくルーブルには、同じ題材の、これまた本当に美しい絵がありました。「プシュケとアモル」、フランソワ・ジェラール作。キスで蘇るなんて、ロマンチックですね。とにかくこの溢れる若さ、透明感が格別です。

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絵の良しあしとか好き嫌いは、まったくよくわからない思っていたけれど、だんだんと自由に感覚的に、好きだな~という気持ちが持てるようになりました。音楽だって、感覚的なものだから、それでいいのでしょうね~。