冬のパリ~扉の向こう側
ゴルフの門下生数名で、パリに訪れました。12月にパリに転勤になられた方のhouse warmingです!
金曜日夕方にロンドンのセントパンクラス駅を出て、ユーロスターでパリに夜9時過ぎ到着。車中でワインと和食のお弁当、すっかり旅行気分でした~。
日曜日夕方までの2泊3日、とっても楽しい時間を過ごしました。パリには出張で何度も来ていますが、今回は仕事まったくなし、観光スポット巡りと街のそぞろ歩き、そしてパリの住人となっているその方のお家にも寄せていただき(ほとんど高校生の時、友達の家に泊まりに行った感覚)、暮らすように過ごすパリを満喫させていただきました。
とてもすべてを書き尽くすことはできないので、雰囲気だけ綴ります。
パリはとにかく美味しい。
初日夜に訪れたビストロ。レトロでシックなインテリアが素敵。
土曜日の昼、ランチ前にワインを一杯。すごく雰囲気のあるアーケード内のお店でした。ウニと魚のペーストがパンとよく合って最高。
その後、おそばやさんでお昼の定食。福井のおそばと、ソースカツ丼のセット。幸せなおいしさ。パリは日本食屋さんとっても多いですね。クオリティも高い。良いな良いな〜。
夜は日本人シェフのフレンチ。お客さんで一杯。
王道の観光は、エッフェル塔、凱旋門、シャンゼリゼ通りノートルダム寺院見学。エッフェル塔は一番高いところまで登りました!上って行く時かなりこわいし、足がすくむ感じもしますが、しばらく上にいると慣れてくるから、不思議。
パリ16区のアール・ヌーボー建築巡り。寒かったけど、街歩きは楽しかったなあ。そして、モネの絵のコレクションで有名なマルモッタン美術館。ずっと前に母とパリに来た時、ここまで一緒に駅から歩いて来たこと、思い出しました。
パリのお宅は、100年以上前に建てられたアパートで古いのだそうですが、内装はフレンチシックのホワイト、グレー系で落ち着いているし、設備は暖房もよく効いて快適。とても広々として、テラスも夏には外でパーティできそうなほど。道を歩いているとよくわからないのですが、パリでは、道路に面したゲートのような扉を開けて入ると、その向こうに中庭のような広い空間が広がり、アパートがあるんだそうです。外から隠されて見えないけれど、季節のうつろいや、花や草木や鳥の声、陽射しや、静寂等、住まいがあるのですね。すっかりお世話になり、ありがとうございました!