パリの土曜日

パリの土曜日、朝起きてちょこちょこ出かけながら、ホテルの周辺だけで1日過ごしました。仕事も少しあったので、食事やお茶に出かけては、息抜きしたり考えごとしたり。

訪れたお店は、どこも素敵でした!

パン屋さんのPaul。店内雰囲気ありました。オペラ座近く。

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ランチはフレンチビストロChez Monsieur。フレンドリーで居心地よくお客さんいっぱいの人気店でした。

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とらやさんで和菓子のきんとんとお茶

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夜はCafe de la Paixでメインとデザートのセットメニュー。小ぶりのステーキが量も丁度良く美味しかった。

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デパートのギャルリー・ラファイエットのグルメ館のようなところで、マカロンをお土産に。ピエール・エルメジャン・ポール・エヴァン、アラン・デュカスのチョコレート等のスイーツに、キャビアやサーモンのペトロシアン(NYにもあった懐かしい店)、ハムにインドスパイスのお店等、すごく賑わっています。さすがパリ…!

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ヴェルディ歌劇「ナブッコ」〜ミラノ・スカラ座

数々の伝説と名演、偉大な歌手達の歴史を刻むミラノ・スカラ座に、いよいよ来ました!いつかはと思っていましたが、やっぱり感激です。

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スカラ座の外観はそのイメージに比べると派手さはなく控えめな佇まい。でも中に入って見ると、ヨーロッパならではのセンスとなんとも言えない優雅でゆったりとした雰囲気、華美ではなく洗練された装飾、そこに集う方々のお洒落で素敵なこと!ため息がでます。

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演目はヴェルディナブッコ。3つ目に作曲したオペラで、スカラ座での初演が成功してヴェルディはブレイクしたのだそうです。作品としては、題材も旧約聖書の時代の古い昔のバビロニアの話、主役もテノール、ソプラノでなくて渋いバリトン、色恋話はほとんどなく、友情も家族の愛情も苦悩も感じさせない淡々とした物語展開で、特別有名なアリアもなく、地味といえば地味ではあります。スカラ座のこのプロダクションは、現代の服装で皆洋服だし、色もグレーと黒で、非常にダークででした。

主役のナブッコは、バリトンのレオ・ヌッチ。75歳です!しかし声量も、声の強さも深みも、フレージングも表現も出演者の中で一番でした。準主役のアビガイッレを歌ったソプラノAnna Piozziも良かったです。指揮はネルロ・サンティ。86歳!一番拍手が大きかったです。どうやらトスカニーニに続くイタリアオペラ指揮の巨匠で、メトではオペラの神様と尊敬されているとのエピソードも。

感想としては、ロンドンのロイヤルオペラを見慣れていると演劇性、演出重視なわけですが、スカラ座ではオペラは歌手、声、歌が主役でメインなんだ〜!ということ。例えば、メトでもロイヤルオペラでも、今時歌手達もビジュアルや演技がすごく求められ高い水準なのですが、スカラ座ではそこまで追求されてなさそうです。結果として、レオ・ヌッチは、得意のリゴレットで見せるおどけた道化師のあの滑稽なアクションを、ほぼそのままこのナブッコでも随所に見せ、大真面目なはずがちょっと笑っちゃいそうなくらいです。ただ、歌は本当に素晴らしく、それだけでもう十分!と観客に感じさせることがスカラ座の真髄なのでしょう。

オペラの前に、広場のレストランで軽く食事。イタリアはやっぱり美味しいですね〜。

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最後に、スカラ座のショップで往年の実力派であり超イケメンのスターテノールフランココレッリのオマージュ写真集を買いました。カッコよすぎます。マリア・カラスバスティアニーニ、サザーランド、ニルソンとの共演、なんて豪華だったんでしょう。テバルディとのアンドレア・シェニエ、見てみたかったなあ…夢のまた夢。

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イギリス食器巡り〜Stoke on Trent

英国といえばウェッジウッド、スポードにバーレイと素敵な食器がたくさんありますが、その窯元が集まっている街がStoke on Trent。ロンドンのEuston駅から電車で2時間半。ちょっとした旅行気分で買い物にきました。

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時間も限られていたし、お目当も決まっていたので、Burleigh(バーレイ)とWedgewoodの2ヶ所に。駅からタクシーで帰り戻るまでどの移動区間も10ポンド以内でしたから、お手頃です。

Burleighは、1回がアウトレットで2階が正規品。ネットの全ての種類の商品が見られるし、おなじみの小花模様のナプキンや、エプロン、テーブルクロス、エコバッグなどのグッズもカラフルに揃っていて夢中になっちゃいます。ディスプレイもとっても綺麗。

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ランチはこちらのカフェで。バーレイの食器に盛り付けられてきます。

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この後タクシーをお店の方に呼んでもらって、ウェッジウッドのアウトレットへ。Wedgewood, Royal Dulton, Royal AlbertにWaterfordなどのブランドがずらり。ウェッジウッドは定番のお目当の柄はほんの少しだけ。でもずっと前からいつか欲しいなと思っていたデミタスカップを見つけ、ソーサーがないけどどうしようと悩んだ挙句、買いました!店内は広くて、Royal Dultonは白いお皿いろいろ素敵なのがありました。

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楽しい一日でした〜。買ったお皿大事にしよう🍽

イギリスBicester 秋のゴルフ合宿

Bicesterといえば、ロンドンから電車でもアクセスが便利なアウトレット、ビスター・ビレッジ。この週末は、そのすぐ近くのBister Hotel golf and spaで一泊2ラウンドのゴルフ合宿でした。

土曜日朝はすごい雨で、道々これはプレー無理ではという空模様。ところが到着するとピタリと止み、晴れ間ものぞくお天気に。

平らだけどなかなか狭かったり、池が多かったり、そして今時期は枯葉がすごくてボールが見つからない!難儀しましたが、とても楽しく、気持ちのよい2日間でした。朝のアプローチ練習は、3人で近さを競うメニュー。集中するし、ちょっとしたラフや傾斜などの影響をすごく実感するよい練習になりました。

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1日目夜は、ビスター・ビレッジアウトレットに買い物へ。ライトアップが綺麗でした。ガイフォークスの花火が日曜日というタイミングだったので、すごく大きな焚き火もしてました。

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ホテルは綺麗で広く、食事も美味しかった。Spaやプール、ジャグジーもあって次回はゆっくりしたいなあと思います。楽しい合宿でした!

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モルトン・ブラウンの香り

英国の王室御用達のモルトン・ブラウン(Molton Brown)は、大人の上質なライフスタイルブランドで、スキンケア、ハンドケア、フレグランスなどの厳選された素敵な商品があるようです。最近、たまたまこちらのホームフレグランスを頂き、今使っています。

イメージは重厚なメンズ、紳士のブランドといったところもあっったし、香りがイランイランで、どちらかというと香水ではあまり好まない、甘く妖艶な傾向の香りだったので、どうかしら〜と思いながらでしたが…これまでのイランイランへの苦手な意識をすっかり覆しちゃいました! 甘い香りもふんわりいろいろなエッセンスを包み込むようなバランスで、良い感じです。お部屋が喜んでいます(^O^)

また機会があれば他の香りも使ってみたいなあ。

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さて、このきっかけとなったのは、先日のゴルフのコンペでした。秋・冬みたいに寒くて雨曇りの今年の9月でしたが、久々の素晴らしい晴天で暖かく、最高の日でした。一緒に回った皆さんは距離もアプローチも素晴らしく安定された上級者、ついていくのは大変でしたが、良い経験をさせていただきました。たまたま私以外の男性全員が、白いシャツで、素敵だったので、パチリと一枚。

バッキンガムシャーでのプレイは久しぶり。18番ホールは、バンカーすぐ手前まで真っ直ぐすごく飛んで、ドラコン賞もありそうだったのですが、英国人の当社の仲間に越されちゃいました… !

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幸せバウムクーヘン 〜 ドイツ・ハノーバー

朝ドイツのデュッセルドルフから、ドイチェバーン(鉄道)のICEに乗りハノーバーまで来ました。ドイツ出張、2日目です。

仕事を終えて電車の発車までの空き時間、バウムクーヘン、チョコレートのお店に連れて行ってもらいました!

- ホレンディッシュ・カカオシュトゥーベ(Hollandische Kakao-Stube) 

老舗のお菓子屋さんで、ドイツで厳格に定められた基準で作られるバウムクーヘンが有名。日本でもデパートに数店だけあるそうで、かなりの人気みたいです。お店には様々なドイツ菓子が並び、美味しそう。古いレトロな温もりのある素敵なカフェでお茶もできます。とっても雰囲気のあるお店でした。

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- フッセル・コンフィセリー(Hussel Confiserie)

お店の中はありとあらゆる種類のチョコレートでいっぱい!トリュフもたくさん種類があり、チョコレートで作られたラジオや靴、動物、袋に入ったナッツやオレンジをコーティングしたチョコや、クッキー、板チョコもダークなものまで、楽しいです。

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ロンドンに戻り、バームクーヘンいただきました〜。きれいな年輪。バターや砂糖の材料は配合など決まっていて余計なのは入っておらず、優しい味。私はバウムクーヘン好きなので、本当に幸せ…。

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ランチはJagerhofというドイツ料理のお店で、街から離れた、ホテルとレストランを併設するすごく素敵なお店でした。建物は重厚感があって木のがっしりとした造り、レストランのお部屋もインテリアもきれいな絵やお皿が飾られて洗練されたカントリー調のデコレーション。溜息でした…。お料理もセンス良く美しく、とても美味。先日の北イタリアでも、ホテルが併設された自然に囲まれたレストランで素晴らしい食事をしましたが、ヨーロッパはこういうお宿がきっとあちこちにあるのですね。いつか泊まってみたいなあ。

ハノーバーからは一度デュッセルドルフまで電車で戻り、空港からロンドンへ。電車内はすごく快適で、お疲れさまのワインでしばしの楽しいひと時を過ごしました。

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リトル・フレンチ・ビストロ 〜Brick Lane & Spitalfields

会社の同僚に連れて行ってもらって知ったBrick Laneにある小さな素敵なフレンチレストランChez Elles。店内はカラフルでポップ、抜群にセンスが良くて可愛くて、すごく居心地がいい。フランス人の女性達が始めたお店だそうで、お店のみなさんもファッションから髪型からお洒落で見とれちゃいます。

お料理もとっても美味しいのです。フレンチのお皿がスターターとメインと、魅力的なメニューがずらり。カニのサラダと、ムール貝のクリーム煮。シノン地方の白ワイン。本格的なしっかりしたお味でした。

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 この日、食事しながら話をしていたら、一緒した同僚は、ある日遅くなって駅から帰宅している途中、キツネが2匹でダンスしながら遊んでいるのを見たそうです。ロンドンの街から離れた田舎なのだそうですが、自然に囲まれた素晴らしい環境ならではですよね。こちらの多くの英国の人たちは、週末にガーデニングに4〜5時間毎週費やすとしても(これはこれで結構大変そう)、田舎で自然の中で家を持ち、ゆっくり住み過ごすことに価値を見いだしているようです。それが文化だし、受け継がれてきた価値観なんだろうなあ、と思います。
私もいつか野菜やお米作りながら、都会を離れた自然の中でのスローライフしてみたいなあ。

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