ロンドンの青空:ミュージカル 「オリバー!」(Oliver Twist)

昨日の日曜日は、本当に素晴らしい快晴。広がる大空に、鮮やかな青、くっきりと白い雲。5月の季節柄、緑が生えてとっても清々しくてさわやかで、気温も陽ざしも温かく、幸せ感いっぱいでした。

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ゴルフの練習への道すがら、こうやって抜けるような青い空をぼやーっと眺めていたら、遥か古い記憶から、どこからともなく歌の歌詞がふわーっと。ミュージカル「オリバー!」のとある曲でした。

ずっと以前子供だった時、先生がクラスの英語劇の題材として選んだのがこのミュージカル。曲も歌もリリカルだったり元気が良かったり、躍動的だったり素晴らしくて、踊りも楽しかったなあ。舞台はロンドンの下町で、孤児院で育ったとっても純粋な少年オリバーが悪い仲間たちと貧しいけれども心の通った温かい生活をしたり、その後お金持ちの子であることがわかって引き取られたり、みたいなお話しだったはず。

いろいろ思うことはあるのですが、まずは、長年解けなかった謎が解けた。Who will buy?という曲で、オリバーが「今日の素晴らしい朝の青空を、箱に入れてずっと宝物にしておきたい、誰かが買ってくれないかな」と青空をあんなに素敵なものとして歌っている理由は、ロンドンのお天気では、快晴や青空がめったにないからなのですね!それに、長い暗い秋と冬の後の、この春の訪れの喜びは、今だからこそわかります!

それから、子供心にわくわくして何度も聞いた音楽は、アメリカ英語を中学で勉強し始める前に最初に接した英語。かなり訛りもあったけど、こてこての英国英語だったのをしみじみと思い出すと、意外に私って、英国とご縁があったのね、、、と思ったわけでした。

それに、この時に同じ舞台に上がった友達の1人は、今は実力派の脇役として広く知られている女優さんです。彼女の役は、悪いスリ集団の親しまれる姉御の役。あの時からやっぱり光っていたね!

ぼーっと青空を見ていて、突然遭遇したタイムトリップでした。こういうことがあると、生きているって楽しいなあ、って思いま~す。

とっても懐かしい。。。今でも歌詞を覚えているものね。。。子供の時の記憶ってすごい。これが英語との最初の出会いだったのかもな,,,

Who will buy this wonderful morning? Such a sky you never did see.

Who will tie it up with the ribbon and put it in the box for me.

So I could see it at my leisure whenever things go wrong

and I would keep it as a treasure to last my whole life long

... So what am I to do, to keep the sky so blue

there must be someone who will buy!

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